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2020年 売れてる化粧水

化粧水

今回は本当にいい化粧水とはどれかを調べるために、

4つのコスメサイトのランキングから、気になる化粧水について調べていきます。

2020年 人気の化粧水ランキング (2020年5月2日現在)

@cosme

1位 クラリフィック デュアル エッセンス ローション(ランコム)150mL 12,100円

2位 ザ・タイムR アクア(イプサ)200mL 4,400円 医薬部外品

3位 フローラドリップ(アルビオン)160mL 14,300円

4位 オルビス ユーロション(オルビス)180mL 2,970

5位 ハトムギ化粧水(ナチュリエ) 500mL 715円

LIPS

1位 ハトムギ化粧水(ナチュリエ) 500mL 715円

2位 フローラドリップ(アルビオン)160mL 14,300円

3位 フィックスメイクアップ(クラランス)50mL 4,400円

4位 ザ・タイムR アクア(イプサ)200mL 4,400円

5位 敏感肌用 高保湿タイプ(無印良品)200mL 690円

Lulucos

1位 オルビス ユーロション(オルビス)180mL 2,970

2位 フィックスメイクアップ(クラランス)50mL 4,400円

3位 ハトムギ化粧水(ナチュリエ) 500mL 715円

4位 アレルバリアミスト(dプログラム) 57mL 1,650円

5位 アベンヌウォーター 300mL 1,592円

Voce (3位までのランキングが出ていたので、3位まで)

1位 ウルミニスタ アクアローション(DHC)180mL 1,100円

2位 みやび アルティメイトローション(雪肌精) 200mL 11,000円

3位 エリクシールホワイト クリアローションT(資生堂) 170ml 3,630円

*すべて税込み価格です。

今回は二つ以上のランキングで取り上げられていた以下の4つの化粧水について

見ていきたといと思います。

ハトムギ化粧水(ナチュリエ) 500mL 715円

オルビス ユーロション(オルビス)180mL 2,970

ザ・タイムR アクア(イプサ)200mL 4,400円 医薬部外品

フローラドリップ(アルビオン)160mL 14,300円

ハトムギ化粧水(ナチュリエ) 500mL 715円

もうみなさんご存じのハトムギ化粧水です。

この化粧水の売りは、何と言っても安さですが、

中身は、ほぼ水とBGでできているといっても過言ではありません。

成分表は多いものから順番に並べられ、

配合量が1%以下のものは順不同に記されています。

ハトムギ化粧水の場合は水の次にBG(保湿剤)、

そしてグリチルリチン酸2K

記載されています。

グリチルリチン酸2Kは医薬部外品の成分に認められていますが、

粘膜に使用せず、洗い流さない化粧品の配合上限は0.5g/100gと決まっており、

高くて0.5%しか配合できないことになっています。

つまり、それ以下に記載されているものは1%以下です。

正直この内容だと、私のように肌に自信がない人間は、

顔に使うのは悩んでしまいます。

エタノールの配合も1%以下ですが、

お肌の乾燥につながるので、できるだけエタノールが入っているものは

避けたいですね。

ハトムギ化粧水の成分表

溶剤
BG 保湿剤、溶剤、粘度低下剤
グリチルリチン酸2K 消炎作用
ハトムギエキス 油剤、保護剤、美白成分
(スチレン/アクリルアミド)コポリマー 合成ポリマー、不透明化剤
エタノール 溶剤、可溶化剤、収れん剤
クエン酸 キレート剤、pH調整剤
クエン酸Na 緩衝剤、キレート剤
EDTA-2Na キレート剤、殺菌防腐剤
メチルパラベン 防腐剤

 

*配合1%以下

 

ちなみに、ドン・キホーテのブランドのハトムギ化粧水(プラチナレーベル)はご存じですか?

値段は店舗にもよるみたいですが、

1000mlで、500円ほどで、ナチュリエのハトムギ化粧水より安いです。

こちらの成分はこんな感じ。

溶剤
BG 保湿剤、溶剤、粘度低下剤
グリセリン 保湿剤
加水分解ローヤルゼリータンパク 皮膚刺激緩和効果
ハトムギ種子エキス 油剤、保護剤、美白成分
(スチレン/アクリレーツ)コポリマー 合成ポリマー、不透明化剤
クエン酸Na 緩衝剤、キレート剤
クエン酸 キレート剤、pH調整剤
フェノキシエタノール 抗菌・防腐作用
メチルパラベン 防腐剤

 

BGとグリセリンはどちらも低刺激性なのですが、

グリセリンのほうがさらにお肌に優しいです。

中身もあまり変わらないようですし、こちらのほうがさらに安いので

私はこちらをお勧めします。

私は全身用に使っています。

オルビス ユーロション(オルビス)180mL 2,970

オルビスの化粧水は24から28歳くらいまでずっと使っていたのですが、

会社を辞めて、美容専門学校に通いだしてから、お金がなくてやめました笑

シンプルだけど素敵なパッケージと肌になじむ感じが大好きでした。

ユーローションの成分表

溶剤
BG 保湿剤、溶剤、粘度低下剤
グリセリン 保湿剤、溶剤、粘度低下剤
ジグリセリン 保湿剤、変性剤
プロパンジオール 保湿、抗菌、防腐
PPG-24グリセレス-24 溶剤、乳化剤
ヤグルマギク花エキス 抗炎症作用
収れん作用
モモ葉エキス 抗菌作用
紫外線紅斑抑制
抗炎症作用
アマモエキス 皮脂の過剰分泌を抑制
シナノキエキス 抗炎症作用
PEG-75 分散剤、増粘剤
グリコシルトレハロース 保湿剤
加水分解水添デンプン 保湿剤
PEG-400 分散剤、増粘剤
(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)ポリグリセリル-10 閉塞剤
キサンタンガム 増粘剤
カルボマー 塩(アルカリ)との
中和反応による増粘作用
水酸化K 中和反応による増粘作用
フェノキシエタノール 抗菌・防腐剤
メチルパラベン 防腐剤

当たり前ですけど、ハトムギ化粧水と比べると有効成分がたくさん入っています。

ちなみに、プロパンジオールとグリセリンを併用することで

グリセリン以上の保湿持続性も認められています。

ヤグルマギク花エキス、モモ葉エキス、アマモエキスが配合されていることが

特徴的です。

ザ・タイムR アクア(イプサ)200mL 4,400円

これは、残りの3つのものと違って、医薬部外品に属します。

成分は以下の通り。

ちなみに医薬部外品では、有効成分を書いて、そのあとも順不同なので

どれがどのくらい入っているかは判断が難しくなってきます。

ザ・タイムR アクアの成分表

トラネキサム酸 美白成分
グリチルリチン酸ジカリウム 消炎作用
アセチル化ヒアルロン酸ナトリウム 保湿剤
dl-α-トコフェロール2-
L-アスコルビン酸リン酸ジエステルカリウム塩
活性酸素消去、ニキビ菌発育阻止、
固定化リパーゼ活性阻害、
ターンオーバー改善、紫外線障害の軽減、
酸化ストレスによる細胞傷害の修復、
保湿
シャクヤクエキス 色素沈着抑制作用、抗炎症作用
細胞賦活作用、抗菌作用
保湿・バリア改善作用
抗シワ作用、抗くぼみ作用
精製水 溶剤
ジプロピレングリコール 香料、溶剤、粘度低下剤
濃グリセリン 保湿剤、変性剤、グリセリン
ポリオキシエチレン(14)ポリオキシプロピレン(7)
ジメチルエーテル
保湿剤?乳化剤
ポリオキシエチレン(17)ポリオキシプロピレン(4)
ジメチルエーテル
保湿剤?乳化剤
ソルビット液 保湿剤
エデト酸二ナトリウム 防腐剤
クエン酸 緩衝剤、キレート剤
ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンデシルテトラデシルエーテル 合成界面活性剤、乳化剤
2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体液 保湿剤、皮膜剤
1,3-ブチレングリコール 保湿剤、溶剤、粘度低下剤
クエン酸ナトリウム 緩衝剤、キレート剤
ピロ亜硫酸ナトリウム 酸化防止剤、漂白剤
ノバラエキス 保湿作用、 収れん作用、色素沈着抑制作用
抗老化作用
マヨラナエキス 保湿作用、抗炎症作用
色素沈着抑制作用
テンチャエキス 保湿性、抗炎性
フェノキシエタノール 防腐剤、溶剤、高沸点溶剤

 

オレンジは医薬部外品の成分です。

特に美白成分であるトラネキサム酸は、化粧品には配合できない成分となっています。

イプサ独自の保湿成分と謳われているのが、

アセチル化ヒアルロン酸ナトリウム、

ポリオキシエチレン(14) ポリオキシプロピレン(7) ジメチルエーテル、

ポリオキシエチレン(17) ポリオキシプロピレン(4) ジメチルエーテル、

2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体液

の4つになります。

ポリオキシエチレン(14) ポリオキシプロピレン(7) ジメチルエーテルと

ポリオキシエチレン(17) ポリオキシプロピレン(4) ジメチルエーテルについては

詳しいことは分かりませんでした。

アセチル化ヒアルロン酸ナトリウムはスーパーヒアルロン酸とも呼ばれています。

ヒアルロン酸Naは1gで6Ⅼの水を保持することができるといわれていますが、

アセチル化ヒアルロン酸は、ヒアルロン酸Naの水酸基の一部を

アセチル基に置き換えることにより、

疎水性と親水性の両方の性質を持つことで、5皮膚への吸着性を約7倍、

保水性を約2倍に高めたものです。

また、2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体液も

ヒアルロン酸と同等以上の水分保持能力を持つといわれています。

しかしジプロピレングリコールは人によっては軽度の皮膚刺激性が

あることが分かっています。

ピロ亜硫酸ナトリウムにアレルギー反応が出る人もいるようなので少し注意が必要です。

医薬部外品ということもあり、少々お高いですが、効果は期待できそうですが、

敏感肌の人には試供品でパッチテストをしたほうがよさそうですね。

フローラドリップ(アルビオン)160mL 14,300円

そして私のなかで最大の問題商品がこちら。

いや、高すぎです・・・

田中みな実さんが使用されていると話題のようですね。

まずは成分を拝見。

フラワードリップの成分表

アスペルギルス/((カワラヨモギ/ヤグルマギク)花/
葉/茎/(ヤマヨモギ/メリッサ/タチジャコウソウ)
葉/茎)発酵液
保湿・湿潤剤
溶剤
BG 保湿剤、溶剤、粘度低下剤
エタノール 溶剤、可溶化剤、収れん剤
グリセリン 保湿剤、変性剤
トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン 閉塞剤
アルカリゲネス産生多糖体 乳化安定剤、保水剤、保湿・湿潤剤、
親水性増粘剤
トコフェロール 酸化防止剤
EDTA-2Na キレート剤
PEG-20水添ヒマシ油 乳化
イソステアリン酸PEG-50水添ヒマシ油 乳化
ステアリン酸グリセリル 乳化
セテアリルアルコール 乳化
フェノキシエタノール 抗菌・防腐剤
香料
カラメル 天然色素

 

先ほどまでとなにが違うのかと言いますと、主成分が水じゃないってところなんです。

水よりも多い割合で、

アスペルギルス/((カワラヨモギ/ヤグルマギク)花/葉/茎/(ヤマヨモギ/メリッサ/タチジャコウソウ)葉/茎)発酵液

というものが入ってます。

アスペルギルスとはコウジカビのことです。

このコウジカビでカワラヨモギやらを発酵させた液を濾過したもののようです。

ただ、当たり前かもしれませんが、

その工程や、発酵させるものがどれくらい使われているかなどが全く不透明なんですね。

調べても出てきませんでした。

発酵させるときに水を加えたりもするでしょうから、

この発酵液がほぼ水と同じ成分だという可能性も否定できないのです。

もちろん、こんなにお高いのでそんなことないと思うんですが…

さらにエタノールがBGの次にきているのも気になります。

使用感の口コミをみると、

「肌にぐんぐん入っていく感じ」

といったようなものが多かったですが、

これはエタノールが揮発しているだけかもしれません。

私の意見ですが、現時点では全くオススメできないです。

今回のまとめ
・ハトムギ化粧水はドンキのものがオススメ。
・オルビスやイプサはお金に余裕があれば使ってみたい商品。
・アルビオンのフラワードリップは現時点では全くオススメできない。

rose015さんによる写真ACからの写真